http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2925521/10084127
ロンドン警視庁では30年以上にわたり、抗議団体などに潜入させる捜査官の偽名として死亡した子供たちの氏名を親に無断で借用し、パスポートや運転免許証などを取得していたという。
確か、
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: DVD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
で、狙撃者のジャッカルが、既に、幼少時に亡くなった子供の個人情報を盗用し成りすまして活動する、という設定になっていたような記憶があります。まったく架空では、裏取りされるとすぐに露見してしまい、さりとて、ある程度成長した時点で亡くなった人の個人情報を使うと、成りすまし側が死亡までのプロフィールに合わせるのが大変になり、亡くなった子供、というのが使いやすい面があるかもしれません。
死亡した人は、権利主体ではないので、その人の権利侵害、ということは考えにくいですが、日本でこういった問題の権利侵害性を考えるのであれば、遺族による追慕の情に法的利益を認めその侵害と捉える、といった方法が考えられます。
人は、死んだ後もこのように情報を悪用され、安らかに死ぬのも難しい、というのが哀しいですね。