活動家ら香港到着、今後も抗議船出す考え強調

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120817-00001246-yom-soci

尖閣諸島に不法上陸して強制送還された香港の活動家ら7人は17日午後8時(日本時間同9時)前、空路、香港に到着した。

こういった事件では、相手国において刑事事件として立件させ、捜査、公判へと進ませることで、自らの政治的主張を宣伝することが狙われている場合が多く、その手に乗ってしまうことで、乗ってしまったほうの立場がますます悪くなってしまう(正しい主張をしていても)ということになりかねない危険性があります。その意味で、今回の処理には大きな批判が寄せられていますが、私自身の印象としては、やむを得なかったのではないか、と考えていますが、これで懲りてやめるような人達でもないので、今後の対応、上陸阻止、ということを考えなければならないでしょう。
中国政府としては表面上は威勢の良いことを言いつつも、本音としてはこれ以上の騒ぎを望んでいないという報道もありますから、外交努力を通じ、こういった派手なパフォーマンスに訴えるということのないよう、中国政府を通じて抑止させるということも、地道に続ける必要があると思います。感情的になって騒いでも国益が増進するわけではなく、日本国政府、国民としては、冷静な対応が必要でしょう。