ステマ騒動を一蹴、トリップアドバイザーでランキングが急上昇したホテルの理由

http://www.advertimes.com/adobata/article/4611/blog.prtimes.co.jp/yamaguchi/2012/01/tripadvisor/

食べログやらせ投稿問題に端を発し、まとめブログはちま起稿の管理人がステマステルスマーケティング)疑惑で辞任し、タレントもステマという言葉を使い始め、日本では2012年最初の流行語になりつつある「ステマ」。

従来はカスタマーリレーションの領域でしたが、ソーシャルメディアの浸透で、カスタマーリレーションとPRの重なりが大きく広がりました。ステマが注目を集める時だからこそ、PRにおいて、社会に伝える広報だけでなく、社会の声に耳を傾ける広聴の大切を心に留めておきたいものです。

新年早々から、食べログのやらせ騒動関係の取材が相次いでいるのですが、サクラを使って「虚名」を上げて一時的に客が増えても、所詮、虚名は虚名ですから、長続きはしないと思いますね。やはり、上記の記事で取り上げられているホテルのように、中身を充実させその実態を知ってもらい、実のある口コミで集客する、ということを目指さないと、薬物で見せかけの元気さを維持している人間のようになってしまい、薬物のようなサクラ口コミが切れてしまったり、嘘が露呈してしまうことで、一気に崩壊へと転がり落ちるのではないかと思います。
ステルスマーケティング、と一口に言っても、その内容は様々ですが、そういった手法に対する反省ということも、現状を契機に進むべきではないかという気がします。