http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110922/biz11092212270010-n1.htm
アイフォーンの次期モデルは世界では10月中に発売される見込みだが、KDDIによる発売はそれより遅れる見通し。ソフトバンクと同様のデータ通信料金体系を採用するとみられる。
アイフォーンは2007年に米国で発売され、「1国1通信会社」で展開していた。ただ、今年2月から米国でAT&Tに加え、ベライゾンでも併売。日本でもベライゾンと同様の通信方式を採用しているKDDIの動向が注目されていた。
記事にあるように、Verisonで、CDMA方式のiPhoneが既に出ている中、各国で、1キャリアの独占販売方式も崩れていて、AUから発売されることは十分予想されたことではありましたが、こうして現実のものになってみると、遂にその日が来たか、という、何とも言えない感慨を覚えますね。ソフトバンクの劣悪な電波に耐えていた人々に、遂に解放の日がやってきた、と言うと言い過ぎでしょうか。
今後、注目される点としては、
1 AU版iPhoneの販売価格、料金体系(ソフトバンクとまったく同等なのか、ソフトバンクが価格や料金面で巻き返すのか)
2 AU版iPhoneにはかなりの人気が出るものと予想されるが、どこまで利用者が伸びるか、入手困難にならないか
3 AU版iPhone利用者が増えることで、既に問題になっている通信品質低下に更に拍車をかけることにならないか
といったことではないかという気がします。AndroidAU、と、あそこまで大々的に宣伝しておいて、iPhoneをどうやって売り出すのかも、興味を感じます。
スマートフォンの本命とも言えるiPhoneが、遂に併売されることになり、通信キャリア間の決戦の秋を迎えようとしている、ということでしょう。