http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110721_461900.html
Android 2.3に対応し、3.7インチ、800×480ドットのフルタッチ型(マルチタッチ)のTFT液晶を備える。カメラは500万画素のCMOSとなり、最大32GBのmicroSDHCカードに対応する。
チップセットはCPUクロック1GHzのクアルコム製「MSM8655」(Snapdragon)。メモリはROM約1GB、RAM約500MB、データフォルダ容量は約400MBとなる。
防水スマートフォンとなる。大きさは約62×121×11.9mm(最厚部12.9mm)で、重さは約123g(暫定値)。ボディカラーはクリアホワイト、ルーセントピンク、スモーキーブラウン。バッテリー容量は1320mAhで、連続通話時間は約250分、連続待受時間は約180時間(暫定値)。
通信方式が1つの特徴となっており、auのCDMA網のほかに、国際ローミングとして、GSM(音声のみ)/GPRS方式とUMTS(W-CDMA)をサポートしている。W-CDMA対応エリアで最大7.2Mbpsのデータ通信が可能。SIMカードは、通常のau ICカードと同じもの。従来のGSMの国際ローミングと同様に、海外のW-CMDA網が利用できる。パケット通信料についても「海外ダブル定額」が適用される。
なお、W-CDMA方式への対応は、シンプルを売りにした「MIRACH IS11PT」が初めて。これは海外でも気軽に通信を利用してもらうために、au側がメーカーに要望した機能となる。今後の端末への対応は未定だが、順次対応が拡大するものと見られる。このほか、Wi-FiやBluetooth、赤外線通信、緊急地震速報などに対応する
画面は、現在の大画面化の流れの中ではやや小ぶりで、現行のiPhone4並みといったところですね。バッテリーがやや貧弱で、もうちょっと頑張ってほしかった気がします。
性能面で、特に傑出したものは感じませんが(現行の先端を行くことは間違いないですが)、防水機能があるのは便利で、特に注目されるのは、国際ローミングでW-CDMAエリア対応になっていることでしょう。海外では、広いGSM網の中にW-CDMA網が重畳してある、という場所が多いように思いますが、W-CDMAエリアに対応したことで今までよりも広い範囲で高速なデータ通信が可能になって、利便性がかなり高まると言えるでしょう。海外で、CDMA網の狭さに悩まされていたAUユーザーにとっては朗報ではないかと思います。
これが、W-CDMAのsimカードも使えるような仕様になっていれば、海外では現地キャリアの安いsimカードも使えて、より便利になるのですが、そこは今後の課題でしょう。
昨年に発売された、パンテック社製のシリウスαが、地味ながらなかなか良い端末であっただけに、新製品も期待できそうです。今月22日から23日にかけて発売されるようです。