ドコモ襲来に先手、auもiPhone下取りへ

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130218-00012935-toyo-nb

ドコモがアイフォーンを扱えば、ユーザー流出が止まる可能性は高い。それどころか、アイフォーン5が対応するLTE(次世代高速通信網)の構築で先行していること、全国規模で圧倒的なブランド力を誇ることから、流出したユーザーがドコモに逆流する可能性も高い。ソフトバンクには下取りという流出を防ぐ武器がある以上、同じ武器を用意したほうがいい、とKDDIは判断したわけだ。

Xデーに備え、KDDIは警戒モードに入っている。

映画「史上最大の作戦」で、連合軍がノルマンディーに上陸して反攻に転じる、その日(D-day)が迫るような緊張感がひしひしと感じられますね。
一昨年から昨年にかけて、ドコモがiPhoneを発売しないことにしびれを切らしたドコモユーザーが、相当数、auソフトバンクへと流れていることは確実で、ドコモユーザーは、従来のソフトバンクの通信品質に疑問を感じていることが多く、その多くがauへ流れた可能性が高いと思われます。そういった事情は、auとしてかなり調査してつかんでいるでしょう。私も、昨年、iPhone5が発売された時点で、simフリーiPhone5LTE非対応の上、FOMAプラスエリアにも非対応と知り、わざわざsimフリーiPhone5を購入するメリットが感じられず、元々持っていたau回線でauiPhone5を購入して使っています。私の場合、元々使っていた、simフリーiPhone4S(ドコモsimで利用)は維持していて、いつでも反攻に転じられるように(?)しています。
こういう、私のような人が、ドコモ版のiPhoneが発売されれば、元々のドコモユーザーや、本来はドコモでiPhoneを使いたいと考えている人々が(仮面ユーザー)、auソフトバンクから、雪崩を打ってドコモへ流れる可能性は、かなり高いでしょう。ドコモ版が出れば、現在はiPhone5で非対応になってしまっているFOMAプラスエリアにも対応する可能性も出てきて、海外ではsimフリーで使えれば(そのようにロック解除ができるようになる可能性も高いと思われます)、かなり魅力的なiPhoneになる可能性が相当高いでしょう。
auとしては、そのような事態に備えての上記の措置とはいえ、どこまで繋ぎ止められるかどうか、予断を許さないものがあると思います。
他の対策としては、米国Verizonのように、CDMAiPhoneでありつつも、GSMフリーにして、ドコモとソフトバンクのsimだけはじく仕様にすることがあると思います。そうすれば、海外ではGSMフリーで現地のsimが使えることになり便利で、電波を増強したりお得なサービス、料金を打ち出すことで、ドコモに何とか対抗できる存在になり得るでしょう。