14病院、津波でカルテ流失…患者治療で混乱

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110625-OYT1T00467.htm

年間延べ7万人が利用していた志津川病院は、5階建ての4階まで津波が押し寄せ、1、2階で保管していた紙のカルテはすべて流された。患者は他の病院などに転院したが、カルテがないため、引き受けた病院側はどう治療していいか分からない。多くの患者は自分が飲んでいた薬の名前も覚えていなかった。

津波ではなくても、例えば火事で全焼してカルテも消失してしまう、ということもあり得ないことではなく、データを電子化しクラウド化しておく、ということは、そういったリスクをヘッジする、有効な手段であると同時に、不可欠な手段でもあるということでしょうね。カルテに限らず、重要なデータを、いかに保存しておくかということを考える上でも、示唆に富むものがあります。もちろん、クラウド化した場合のセキュリティということも考えておく必要があります。
クラウド環境も、クラウド化のための機器やコスト面を含め、かなり整備されてきたので、私も、事務所や身の回りのいろいろな資料を、クラウドに置いておくよう、徐々に移行したいと考えています。スキャナーは既に持っていて、最近、裁断器も導入したので、徐々に電子化して、事務所は、最低限の物を置いておき、打ち合わせや面談をするための場所程度にして、執務自体はいつでもどこでもできるように(今でもそういう状態にはある程度ありますが、そこを徹底して)してしまいたいと考えています。