http://japan.cnet.com/news/service/35053370/
Twitpicは米国時間9月4日、9月中にサービスを終了する予定であると発表した。Twitpicは、Twitterを利用して画像の共有を可能にするサービス。Twitpicは登録商標をめぐりTwitterと争っており、今回の発表はこうした動きを受けたものだ。
Everett氏によると、Twitpicは9月25日にサービスを終了するという。ユーザーがアップロードした写真や動画をエクスポートできる機能を提供するとしている。
現在は、Twitterで写真をダイレクトにアップロードできるようになっていますが、かつてはTwitpicのようなアプリを使わないと画像がアップロードできない仕様であった記憶で、私も、かつてはTwitpicをよく使っていたものでした。エクスポート機能を使ってデータを確保しておきたいと考えています。
このニュースで感じたのは、クラウドでデータを保管することが当たり前になった現在、そのサービスが停止されるリスクということでした。予告の上でデータ確保の手段が用意されていれば良いですが、事故や破綻などで、突然、サービスが停止されてしまえば、データは消えてなくなってしまいかねません(事故で大変な事態になったファーストサーバの件も思い出されます)。
やはり、言い古されてきたことではありますが、大事なデータはきちんとバックアップを取っておくべき、ということになると思いますが、私は、複数のクラウドサービスを併用して、同じデータを別々のクラウドサービスに上げておく、というのも1つの方法ではないかと考えています。別個のクラウドサービスが同時にサービス停止、ということが起きる可能性はかなり低く(ゼロではないと思いますが)、一方が他方のバックアップになり、元のデータも手元に残しておけば同じデータを3つ持つことになりますから、万が一の場合にどこかで残る、ということになりやすいでしょう。