スズキ、副社長4人選任 ワンマン脱却へ布石

http://www.asahi.com/business/update/0510/TKY201105100459.html

鈴木会長は、事業拠点の静岡県内にある中部電力浜岡原発が停止することについて、「自動車を生産する相良工場(静岡県牧之原市)は浜岡原発から13キロしか離れていない。中部電力が停止してくれてホッとしている。(停止は)地元企業として高く評価している」と述べた。
さらに節電の必要性も強調し「日本の生活は少しぜいたくになりすぎている。一家で3台のテレビを別々に見るのではなく1台にすることでもいい。もっときちんとした生活に切り替えるべきだ」と持論を述べた。

フォルクスワーゲンの世界戦略の中で提携先に選定されるような超優良企業であり、また、長年、その地域に、地元民に密着してきたスズキの会長が、浜岡原発停止について、上記のように言い切っている事実には、かなり重いものがあるでしょうね。
日本の生活は少しぜいたくになりすぎている、というコメントには、自分自身としても共感するものがあります。暑いからと言ってすぐにエアコンをかけ肌寒くなるほど気温を下げるのではなく、まずは窓を開け外気を取り入れて風通しを良くしたり、扇風機を併用したり、団扇や扇子であおいだりすることで、しのげる部分はかなりあるでしょう。政府が率先してクールビズをと言っているわけですから、礼を失したり見苦しくないように注意しながら、これからの暑い季節は軽装を心がけるなど、シンプルで無駄のない、省エネルギーにつながる生活へと、皆で切り替えたいものです。