津波に強かった「1階吹き通し」再使用できるケース多く 建築学会報告

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000503-san-soci

1階部分が主に柱だけで構成されているピロティ型の建物が津波に強いことも浮かび上がった。堤防から数十メートルの場所で津波の直撃を受けながら流失を免れたケースもあったといい、田中教授は「1階部分に外壁がなく、津波の力を受ける面積が小さくなるためではないか」と分析している。

ピロティ型の建物が、津波の力を受ける面積が小さかったのではないかという推測は、素人にもうなずけるものがありますね。
建物に限らず、被災地の現状は、今後、このような未曾有の大震災に備えるための、多くの、貴重なデータを提供できるものでもあります。復興を急ぐだけでなく、専門の調査チームを編成し、そういった観点からデータを収集して、日本だけでなく世界へもフィードバックするということが、是非行われなければならないでしょう。そうすることが、日本に手を差し伸べてくれている世界各国への恩返しにもなり、今後、多くの人々を救うことにもつながります。