元カノの恐るべき報復、Googleイメージに残された大量のいたずら画像

http://rocketnews24.com/?p=71955

投稿された内容によると、投稿者の息子は、元彼女によって無断で写真を画像共有サイトに公開された。それも中傷するコメントを加えたうえで、60回以上にわたって、同じ画像をアップロードされたのである。このことを知った彼と家族は、すぐにサイト運営者に苦情を申し立て、画像削除を求めた。全ての画像はすでに6週間以上前にサイト上から取り除かれていたとのころだ。
ところが、事態はそこで終わりを迎えなかった。というのも、Googleの画像検索にはイメージが残ったままになってしまったのである。投稿者によれば、画像が存在することを示すステータスコードが残っており、実際に検索結果に表示されるものの、サイトにはその画像は存在しないという矛盾が起きているのである。
現在、どういう訳か、検索結果のほとんどは残ったままであるにも関わらず、ヘルプフォーラムからこの投稿は削除されてしまっている。

現在の日本で、こういったことが起き、上記の記事に出ているような被害を検索エンジン側に訴えても、対応する法的義務はない、ということで、対応してもらえるかどうかはその検索エンジン次第という、お寒い状況です。では裁判所に訴えて救済してもらおう、と考えても、こういった検索結果を漫然と掲載し続けることが違法であるという判例は今のところないので、救済は困難なのが実態です。
こういった被害が容易に出てしまうという点で、検索の分野では、人の人格権というものは徹底的に貶められ軽視されている、その状態の中で、検索エンジンはちゃかりと儲けている(アクセスが増えれば増えるほど労せずして儲かる)、ということが言えるでしょう。