http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN201007090012.html
「ノートン オンライン ファミリー」は、親がアカウントを作成するだけで、自動的に子どもの年齢に合った設定を行い、子どものインターネット上の活動を確認できるツール。アクセスしたサイトを時系列で一覧表示したり、サイトから広告などの余計なURLを除外したりするなど、子どもの安全なインターネット使用をサポートする。
子どもが禁止サイトにアクセスしようとしたときは、「このサイトを見ることは、きん止されています」と、子どもにも分かるように難しい漢字をひらがなにして表示する。また、子そもが禁止サイトの閲覧希望を電子メールで保護者に送り、保護者が閲覧の許可を与えるかどうかを決めることができる。
年長の子どもには、すべてのウェブサイトへのアクセスを許可し、好ましくないサイトにはフラグを立てることで、子どもはそのサイトを訪れるかどうかを自分自身で決めることができる。
さらに、mixiなど、子どもに人気SNSのサイトでの活動を把握することができる。自己紹介や自己表現の方法、ログインの頻度などを確認し、問題を発見できる。
「自動的に子どもの年齢に合った設定を行い」というのが良いですね。単に閲覧を禁止するだけでなく、「禁止サイトの閲覧希望を電子メールで保護者に送り、保護者が閲覧の許可を与えるかどうかを決めることができる。」というのも、親子で一緒に考えることができて良いと思います。こうして、親の緩やかな監視の下で、徐々にインターネットに慣れ親しんで行けるというのは望ましく好ましいことでしょう。
こういったツールが広く普及して、警察権力の無駄で無用な膨張や、インターネットの危険を回避するためインターネットの使用をやめてしまえ、といった頑迷固陋な動きに歯止めをかけることを期待したいものです。