あの裁判の涙は…元船長一転「反捕鯨やめない」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100710-00000474-yom-int

裁判では、南極海での反捕鯨活動にもう参加しないと涙ながらに述べていた元船長だが、空港で報道陣に囲まれると一転、「活動は決してやめない」と語った。
シー・シェパードは6月に元船長を除名しているが、ポール・ワトソン代表は本紙に、「除名も、元船長が『反捕鯨活動をしない』と語ったのも法廷戦術に過ぎない」と述べ、元船長が団体の活動に戻る可能性を示唆している。

確信犯ですから、そう簡単に止めるくらいなら、元々、こういった妨害行為を繰り返したりはしていないでしょうね。
反省を重視する、反省していれば刑を軽くする、といったことは、長年、島国で、大多数は同一民族という状態で暮らしてきた日本における刑事裁判の特徴ですが、そういった情緒的な枠組みの外にいる人々にとっては、甘っちょろい、噴飯物の刑事司法と映るかもしれません。そういう刑事司法制度でありながら、わざわざこういったものを立件、起訴し執行猶予がついたことで、かえって、今後の違法行為を助長する結果になる可能性もあって、何のための立件であったかということが問われてくる可能性もあるでしょう。