成田空港 拳銃350丁税関素通り 成田、独から誤配で

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010041102000079.html

ドイツの運送業者が、間違えて日本のあて先を書いたラベルを張ったことが原因。このラベルはもともと通関での信用度が高い日本の国内業者あてに発行されたもので、関税のかからない物品とされていたため、成田空港の通関検査を書類検査のみで通過していた。
受け取った千葉県の業者が県警に通報し、拳銃は無事回収され、国内の犯罪組織などに流れることはなかった。

記事にある件は、間違いということで実害が生じることなく終わっていますが、日本宛に禁制品を送ろうと企てた者が、海外の運送業者と日本国内の「通関での信用度が高い」業者の内部に協力者を持てば、こういった方法で易々と禁制品を送り届けることができてしまう、ということであり、再発防止のためどのような対策が講じられたか気になります。
記事によると、東京税関は「個別の事案の内容については答えられない」としている、とのことですが、これでは、再発防止策が講じられたかもわからず、不安が募ってきますね。