高給ビジネスマンは、学生人気の高い企業を奨めない

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100208-00000000-toyo-bus_all

学生は安全性を求めるが、高給ビジネスマンはグローバル性、人材育成力、成長性を重視しているのだ。
最近発表された2つの調査から、学生視点と高給ビジネスマン視点の違いが明らかになった。

学生が安定性を求めるのは昔からじゃないでしょうか。私が大学を卒業する頃も、人気があったのは、重厚長大産業とか四大証券(懐かしい・・・)、商社、銀行(当時は護送船団方式で絶対つぶれないと思われていた)等々でした。今とは異なり、終身雇用は当たり前、転職など考えている人は皆無でした。それが、その後のバブル崩壊などを経て状況は一変してしまいました。
私が、今、大学生で今後の仕事を考えるとすれば、何らかのスキルを身につける、という観点で就く仕事を考えるでしょう。そして、人が殺到しているような仕事は避け、「人の行く裏に道あり花の山」とまでは行かなくても、メインのコースをちょっとはずして、仕事に特殊性があって誰でもできるものではなく、需要と供給では、やや需要過多といった仕事を探すのではないかと思います。需要と供給で需要が大幅に過剰だったり、あまり特殊性がなくて就くのが簡単だったりすると、人がどっと供給のほうへ流れてしまい、行き詰まる可能性が高いので、避けたほうが無難と考えそうです。あとは、そもそもこれが最も大切と思いますが、適性があり関心をもって仕事に取り組めるかでしょうね。儲かる仕事でも、適性がなかったり関心がもてなかったりすれば、長続きはしないと思います。
そういった観点で見て行けば、自ずと適職は絞られてくるような気がしますが、甘いでしょうか?