「したくなくなるホルモン」上昇…薬剤性ED

http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009080329_all.html

在りし日のボツネタであれば、真っ先に取り上げていたであろう話題ですね。

EDの原因になる薬剤で代表的なのが、うつ病や胃・十二指腸潰瘍の薬として処方される「スルピリド」(商品名「ドグマチール」など)。理由は服用すると、脳から分泌される「プロラクチン」というホルモンの血中濃度が上昇するからだ。

プロラクチンは、簡単にいえば「セックスがしたくなくなるホルモン」。出産後の女性は、このホルモンが増えることで、子育てに専念できるのだ。

うつ病の治療では、第3世代の抗うつ薬「SSRI」が第1選択薬として非常によく処方される。このポピュラーな薬剤にも性欲、勃起、射精を低下させる副作用がある。

高血圧の降圧剤にしても、ベータ遮断薬は血流量を減らして血圧を下げるのでEDになりやすい。

EDにも、心因性、精神的なものだけでなく、こういった薬剤性のものがあるということは、認識しておいたほうが良さそうです。
素人の勝手な判断で、悩み考え込んだり、インターネットで怪しげな薬物に手を出すのではなく、医師に相談し適切なアドバイスを受けつつ、使用する薬物をトータルにコントロールするということが必要なのかもしれません。