クラシックジャンボ:最後のフライト 放水アーチで出迎え

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090801k0000m040075000c.html

大量輸送時代を支え、海外旅行を身近なものにした「クラシックジャンボ」が31日引退し、成田国際空港で記念セレモニーがあった。ラストフライトは航空ファンら乗客406人を乗せ、ホノルルから到着したJALウェイズ73便。成田空港会社(NAA)の消防車2台が迎え、放水のアーチを作った。ボーイング社で747の主任設計技師を務めたジョセフ・サッター氏(88)らが乗員に花束を贈り、乗客や関係者らは引退を惜しんだ。
日本航空は70年に747シリーズの初期型「747−100型」を羽田−ホノルル線に就航させ、これまでに延べ109機の747を導入。航空機関士が乗務する「300型」までの在来型65機がクラシックジャンボと呼ばれた。

記事にある写真を、今日の1枚として引用させてもらいました。放水の中を進むクラシックジャンボを見ていると、長い間、よく頑張ったな、ご苦労様という気持ちになってきますね。
JALが導入したクラシックジャンボ65機のうちの1機が、24年前に墜落したあの日航ジャンボ機であったことになりますが、成功と失敗、栄光と挫折の両方があったということに、どこか人生を思わせるものがあります。