被告人席ないのに…最高裁の法廷に刑事事件の被告が異例の出廷

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090604/trl0906041907023-n1.htm

被告は別の事件で実刑判決が確定し、服役中だったが、今回の事件での上告中に刑期を終えるため、検察側が最高裁に勾留を求めていた。このため、最高裁で異例の手続きが行われることになった。

通常は、こういった事態に備えて、遅くとも高裁段階までに勾留されているものですが、最高裁で審理されている段階で勾留、その上、勾留理由開示手続というのは、私は初耳です。そもそも、最高裁に被疑者、被告人がやってくる、それも身柄で、ということが予定されていないはずで、地裁、高裁にある、出廷した被疑者、被告人の身柄を留め置いておく仮監が、そもそも最高裁にあるのかという疑問もあります。駐車場から、その辺のエレベーターや廊下を通って法廷へやってきたのでしょうか。
極めて珍しいので、傍聴してみたかったと思いますが、もう遅いですね。