http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090516-00000485-yom-soci
同少年院では2008年度、主にこの4人が約50人の少年に対して100件前後の暴行を加えていたことが判明。顔を殴るなどの肉体的な暴行や、トイレに行かせず失禁させるなどの虐待とみられる行為が、同省の調査で確認されている。
また、うち1人の少年(17)に強制的にオムツをはかせたことも明らかになった。少年の家族によると、少年は昨年9月に収容された後、トイレを汚したことを教官から指摘され、風呂場でオムツをはくよう命じられた。少年が拒むと腹部を数回けられたうえ、シャワーで水をかけられ、無理やりはかされたという。
暴行が許されないことは言うまでもありませんが、上記の「オムツ強制」は、異常さが際立っていて、サディストが、閉鎖された空間で自らのサディズムを満足させるために、敢えて教官という進路を選択し少年院に潜り込んでいたのではないかという疑いさえ生じます。
刑務所不祥事が次々と発覚したことは記憶に新しいところですが、刑務所だけではなく、日本の矯正の現場全体が病んでいて、人、特に幹部の大幅な入れ替えを含め徹底的な改革が必要ということなのかもしれません。