人気のレーシック手術…「薄利多売」に走った眼科、ずさんな衛生管理

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090322-00000573-san-soci

中央区保健所が銀座眼科から提出されたリストを基に把握している被害患者数は、昨年9月から今年1月に手術を受けた約639人のうち75人(17日現在)。
保健所が医療機関を通じて39人の病状調査を実施したところ、20人が重症と診断されていた。このうち1人は、進行すると失明する可能性がある網膜剥離(はくり)。4人が角膜移植を検討しているという。
「ブラジルやアメリカで同じような集団感染が発生したことがあったが、日本ではありえない被害。衛生管理に相当な問題があったはずだ」

レーシック手術そのもの、というより、手術の際の衛生管理にかなり問題があったようですが、患者としては、衛生管理の良し悪しが目に見えてわかるものではなく、避けようにも避けられないだけにとんだ災難と言うしかありません。
この問題を、弁護士業界に無理矢理結びつけるつもりはありませんが、似たような問題はあって、経営能力のある弁護士が法律家としての能力があるとは限らず、好立地で賑々しく事務所を構え、この弁護士に頼めば安心だ、と思っていたところ、とんだ食わせ者だった、ということもあり得るでしょう。見た目とかインターネットのサイトの出来とかで真価を判断できないところが、医師にしても弁護士にしても、怖いところです。
私の周囲にもレーシック手術を受け良かったと言っている人はいるものの、私自身は、眼鏡をかけていることに特に不便を感じていないことや、かけたりはずしたりすることで一種の気分転換にもなるので、当面、手術を受けるつもりはないですね。ただ、もし受けるとなったら、病院の選択には注意する必要があると、この記事を読んで痛感しました。