ブルトレ、最後のフィーバー 引退目前、東京駅に人波

http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY200903050176.html
http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY200903050176_01.html

ブルトレの一般的な定義は20系や14系などと呼ばれる青い色の寝台車を機関車が引っ張る特急。全盛期の70年代には20列車ほどあったが、新幹線や飛行機に押され、JR化後は急速に減った。今後残るのは北斗星(上野―札幌)と北陸(上野―金沢)、あけぼの(上野―青森)、日本海(大阪―青森)のみだ。

56年にデビューした元祖ブルトレの「あさかぜ」(東京―下関)が引退した05年2月末には東京駅のホームに1千人が集まった。

私が幼稚園に行っていた頃でしたが、時々、早朝、親と一緒に自宅近くにある当時の国鉄の線路沿いへ行って、上記の記事にある「あさかぜ」を見ていたことがありました。颯爽と走るあさかぜの姿が今でも印象に残っています。幼児で、今のようにひねくれてはいない純真な頃で、いつも一心に手を振っていたところ、ある時、運転士がこちらへ向かって手を振ってくれて、大変うれしかったことが今でも思い出されます。ブルートレインには、新幹線にはない旅情や人と人との触れ合いがあったなと、上記の記事を読み、昔のことも思い出して、しみじみと感じるものがありました。そういった思いを持つ人は、おそらく多く、フィーバーへとつながっているのでしょう。