よける間もなく3人はねられる、泣きながら立つ長女…広島

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081230-OYT1T00039.htm

スピードを上げた車がタイヤをきしませながら飛び込んできて、3人にはよける間もなかったという。良美さんと里歩ちゃんは庭の外の道路まで約10メートル引きずられ、浩二さんは玄関前に倒れ込んだ。
盛谷さんは4人家族。「『ドン』という大きな音がして、庭に出たら、みんなが倒れていた」。家の中にいた小学4年の長女が直後に119番した。

私自身、田舎で生まれ育ち、田舎で勤務したことがあるので実感としてよくわかりますが、田舎へ行くと、こういった交通量が少ない道路がよくあって、車がかなりの速度で走っているものです。高速度で走行中に運転を誤ると、この事故のようにコースアウトしてしまい、そこに人がいればこのような大惨事も起きてしまいます。都会の道路では起きないタイプの事故ということは言えるでしょう。
それにしても、悲惨と言うしかない事故で、残された長女が本当にお気の毒です。被疑者が20年か30年、服役して刑務所で朽ち果てても、亡くなった尊い生命が戻るわけではなく、幸せな家族の日々が再び訪れることはありません。せめて、周囲から温かい手が差しのべられて、長女が立派に成長してほしいと祈るばかりです。