禁止と許可の狭間で:職場のネット利用ルールはどう決めるのか

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0811/18/news005.html

多くの企業では、ルールで業務とは関係ないサイトの利用を禁止したり、フィルタリング技術などを利用して不正サイトなどへのアクセスを制限したりしている。基本的には、不正サイトなどからマルウェアが企業ネットワークに侵入するのを回避するのが目的で、その他に社員の業務効率を下げないようにするといった理由もある。また、機密情報の漏えいを防ぐために、掲示板サイトなどへの書き込みを禁止しているケースも多い。同社の調査では、企業が書き込みを制限しているサイトとして、アダルト系サイトや「2ちゃねんねる」「mixi」など挙げている。

この問題を考える上で参考になる記事ですが、こういったアクセス制限が行き過ぎれば、業務上必要な情報収集等が困難になりかねないので、悩ましい問題です。アダルトサイトが業務上必要、ということは通常は考えられませんが、掲示板やSNSになると、業務によっては必要であったり有益な情報収集の場であったりという可能性もあって、あまりにも硬直的なアクセス制限いかがなものか、という気がします。
アクセス制限は、比較的緩くしておいて(明らかに不要、不適切なものに限って)、個々の従業員の利用状況の適切な管理、適切な管理を行っていることを周知させることによる良い意味での警告効果により、適度なコントロールをかけるというのが良いのでは、と思います。