http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20383355,00.htm
この訴訟の中心は、ダウン症の10代の若者をあざける若者の様子を撮影したビデオを第三者が同社のサイトに投稿するのを阻止するための手段を講じなかったという点である。
Reutersによると、イタリア当局は7月に4人の提訴を決め、その後告訴の手続きを進め、口頭弁論期日が2009年2月に設定されたという。
7月の報道時点で、Google Italyの元会長、Google Italyの元取締役、欧州のGoogle Video元責任者、欧州のプライバシーポリシー担当幹部が被告とされていた。
プロバイダ責任、特に、「名誉棄損とプライバシー侵害の罪でイタリアの検察から告訴され」とありますから、刑事責任の分野ですが、「投稿するのを阻止するための手段を講じなかった」という「不作為」が、具体的にどのような態様のものであったのかについて、興味を感じます。
また、この事件が、イタリアでどのように受け止められているのか、ということについても知りたいという気がします。