http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008111001000482.html
TBSによると、番組制作会社のスタッフが7日、小室容疑者の様子や周辺を取材するため大阪拘置所(大阪市都島区)を訪問。Tシャツと本を差し入れた。TBS広報部は「取材経験のないスタッフの一存だったが、モラル以前の問題。2度と起きないよう注意したい」としている。
東京地検特捜部が身柄をとった事件では、裁判所により接見等禁止決定がつくのが通例で、一般人がふらっと拘置所へ行って差し入れや面会、というのはできないものですが、大阪地検特捜部の事件では、接見等禁止決定がつかないものもあるのでしょうか。
捜査段階で、面会しての取材、というのは、「モラル以前の問題」とまで決めつけられるような、ひどいこととは思いませんが、特に捜査中はいろいろと物事が取り込むものなので、捜査機関や被疑者、弁護人等にとっては、迷惑と言えば迷惑でしょう。
一般的には、取材のためであれば弁護人あたりに探りを入れてみる、というのが普通ですが、そういったあたりの知識がないスタッフだったのでしょう。