「世の中にわび出直しなさい」母の手紙に小室容疑者、涙

http://www.asahi.com/national/update/1110/OSK200811100051.html

弁護人によると、手紙は「今までの経験を素直に話し、世の中にわびて出直しなさい」という内容。読み聞かされた小室容疑者は泣きながら「責任を取って出直したい。私は音楽しかない男。生まれ変わった気持ちで、その道で一生懸命がんばりたい」と語った。

音楽の世界で一時代を築いた息子が、多額の借金を抱え経済的に追い詰められて、遂には塀の内側へ落ち、お母さんの心中もいかばかりかと察せられるものがありますが、こういった手紙に、上記のような反応を示す被疑者には、まだ見所があり、再起も可能なのではないか、という一筋の光明のようなものを感じます。
罪を憎んで人を憎まず、という言葉がありますが、被害者だけでなく、被疑者、被告人も救済できるものは救済する刑事司法でなくてはならない、という気もします。