http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000017-yom-soci
名古屋拘置所でも、おそらく、東京拘置所と同様、弁護人以外の面会者に対しては、面会前に、金属探知機による所持品検査を行っていると思われますが、そうであれば、金属探知機に反応しないカメラを持ち込んだのでしょう。また、刑が確定した収容者の面会には、施設側の立会人がつきますから、面会中に撮影するにあたっては、かなり小型のカメラを予めセットしておき、面会中、不自然な動作をすることなく、さりげなく撮影できるようにしておいたのでしょう。
これを機に、今後、全国の拘置所、刑務所で、面会者に対する所持品検査が、より厳格化される可能性は高そうです。
刑が確定し、収容中であっても、そういった人の姿を写真で見たい人は、家族を含め、いろいろといるもので、節度を持った写真撮影であれば、収容者への悪影響とか施設の秩序維持に支障は生じないと思います。一律に、一切の撮影を許さないという現在の運用は、厳格に過ぎ見直される必要があるのではないかという気がします。