直接言えないこともネットでは書き込める、高校生の3割が意識

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/10/21152.html

ブログやSNS掲示板などに書き込む際に高校生が感じる意識では、「面と向かっては言えないようなことでも書き込める」が32.0%で最多。次いで、「自分をよく見せようとしてしまう」(24.4%)や「いつもより強気に出てしまう」(15.9%)が多かった。「ネットのコミュニケーションの難しさへの自覚を持つ高校生が少なくない」(ネットスター)。

こういった自覚を、適度に抑制が効いた適正な利用へと誘導することが、各種のネットトラブル防止につながることは確実で、そのためには、学校や家庭における効果的な教育、指導が不可欠でしょう。警察や裁判所が出てくる前に、自浄作用が働いて、ネットトラブルを抑制して行く、という機能が社会のあらゆるところで存在する、という方向を目指す必要があります。
その意味で、記事中にある

保護者に相談相手として求めることとしては、「インターネットの仕組みを知っていて欲しい」が52.3%で最多。半数の高校生が、保護者の知識や経験次第では相談しやすくなると感じている実態も伺えた。「保護者が基本的なインターネットの仕組みを知ることが、ネット利用時のリスク対処支援・教育の前提条件」(ネットスター)。

とある点は、まず、保護者に対する啓発ということが必要、ということを物語っているように思います。