秋山氏側に4億数千万円 東京地検、脱税容疑で捜査

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008051101000620.html

特捜部は昨年、防衛商社「山田洋行」の元専務からゴルフ接待などを受けた前防衛事務次官守屋武昌被告(63)の汚職事件を摘発。捜査の過程で、山田洋行側から秋山氏側へ多額の資金提供があった疑いが浮上したため、資金の流れや使途について調べていた。

脱税、横領、背任等の事件を入口事件にして、そこから贈収賄事件等をあぶり出して行く、というのは、この種の捜査の常道で、「出口」が不発に終わっても歩留まりもあって、やったことが無駄にはならない、というメリット(捜査機関にとって)もあります。
現在、特捜部が捜査中のPCI(パシコン)の事件も、特別背任や詐欺だけで終わらせるつもりであれば、わざわざ特捜部が大勢の人を動かして捜査したりするはずもなく、当然、「政界」「政治家」(小物ではなく)がターゲットになっているはずです。どこまで伸びるかは、私の知るところではありませんが。
防衛汚職も、いつまでも捜査を引っ張れないはずなので、やるならやるで、何らかの動きがそろそろありそうではあります、と今のところ他人事として語れる状態の私です。