「起訴は無効とされるべき」草薙さんがコメント

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080414/trl0804141240003-n1.htm

関係者によると、昨年9月に奈良地検が草薙さんの都内の自宅や所属事務所を家宅捜索して以降、複数のテレビ番組の出演がキャンセルに。近況報告が書かれたブログも更新が止まっている。一部テレビ番組の取材を受けたほかに表立った活動はせず、次作の執筆準備などをして過ごしているという。

起訴は無効、などと言う前に、自分自身を、一回、完全にリセットして、「ジャーナリスト」と名乗るだけの資質、能力を持ち合わせているかどうか、よく考えたほうが良いのでは、と思いますけどね。

調書引用 「取材源との約束違反」 講談社調査委が指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000008-maip-soci

でも、

報告書は▽草薙さん側と医師との間では「供述調書を直接引用しない」などの約束が成立していたが、これに反する本作りが行われた▽供述調書を掲載することに対して、部内の議論が決定的に欠落していた▽少年や被害者へのプライバシー侵害への配慮に欠ける▽タイトル、カバーや帯などの作りは営業優先(商業主義)の姿勢を強く印象づける−−と認定した。

と厳しく指摘されていますが、犯罪の成否以前の問題として、入手した供述調書を丸ごと本に掲載すれば、それを入手できる先が極めて限定されている以上、入手先に迷惑がかかることになるのは確実で、そういう発想ができないまま「売らんかな」ということばかりに頭が行くなど、こういう人たちが取材に来ても、とても怖くて応じられないな、というのが、時々取材を受けることもある私の偽らざる実感です。
「次作の執筆準備」とあって、何を書こうとしているのか知りませんが、まずは自分の行いについての徹底的な総括が必要ではないかと思います。