広島大大学院の三浦教授「福山城は天下の名城」 遺構保存シンポで

http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/hiroshima/071121/hrs0711210247001-n1.htm

三浦教授は、福山城の「三重櫓(やぐら)」について説明した。福山を含む5〜10万石級の大名なら天守閣として使うが、同城には7棟あった点を指摘。「この規模は、国内では徳川時代大坂城、江戸、姫路、熊本の4城しかなかった」と、幕府の権威を象徴する“高ランク”の城と結論づけた。

福山藩は、福島正則改易後、幕末まで譜代大名が置かれ、幕末には、有名な老中阿部正弘が出ていますが、東西から外様大名に挟まれた形になっていて、しかも、西には毛利氏が存在している状態なので、一種の「橋頭堡」のような存在として、有事に備えた城造りになっていた可能性が高いように思います。
今まで、そこまで大規模な城という意識がなかったので、新鮮かつ興味深く感じました。