法曹稲門会

http://taki.air-nifty.com/fukumenkamen/2007/10/post_0d2d.html

によると、「早稲田ロースクール稲門会」が設立された、とのことで、そういえば、法曹稲門会、というものがあったことを思い出しました。「早稲田ロースクール稲門会」と「法曹稲門会」の関係はどうなるのだろうか、などと思いつつ、ネット上で検索していると、

http://tknr.net/mt/archives/200606/11-2020.php

で、昨年(2006年)に開かれた法曹稲門会(総会?)の模様が紹介されていて、そこで読む限り、人の集まりは良くなく、やや寂しげな会だったようです。
私の記憶では、私自身が司法試験に合格した頃まで、法曹稲門会の頭には「在野」がついていて、「在野法曹稲門会」であったようですが、裁判官や検事への任官者が増加し、在野がついていると、そういった人々が参加しにくいだろう、ということで、在野が取れて現在の名前になった、という経緯のはずです。
私自身もそういう傾向が顕著ですが、早稲田大学出身者には、卒業生で集まって互いに助け合い共存共栄を図ろうという意識が薄い面があり、損得勘定で言うと損をしている人が多いように思います。かく言う私も、そういった面で抜け目なく世渡りができていれば、このように世間の片隅で細々とブログを書いたりはせず、もっと華やかで栄光に包まれた道を歩んでいたことでしょう。
とはいえ、そういう状態は決して良いことではなく、特に、将来ある若手の稲門法曹の皆さんは、適度に集い、適度に助け合って、共存共栄を目指してほしいと思います。
私は、今更、この年になって、急に方向転換もできないので、このまま細々、淡々と生きて、静かに人知れずフェイドアウトして行きます。