ブログを振り返って(5)(2005年)

2005年に入ると、まず、1月から2月にかけて、

虚偽自白
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050128#1106841589
虚偽自白(続)
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050129 - 1106971701
虚偽自白(続々)
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050131 - 1107104723
供述証拠について
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050202 - 1107311552
供述調書(特に検察官面前調書)について
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050221 - 1108916083

といったエントリーで、自分自身の苦い体験も踏まえ、虚偽自白や自白の信用性、供述調書等の問題について検討していることが目につきました。
自白は、従来も、また、今後も、そして、裁判員が関与する裁判でも、重要かつ魅力的な証拠であり続けるはずですが、その評価を間違えれば、重大な誤判、冤罪につながるという危険な証拠でもあり、自白に関する検討、研究といったことは、今後も広く徹底的に行われる必要があると思います。従来は、刑事裁判において、検察官面前調書を重視した事実認定が行われてきた傾向がありますが、裁判員制度が実施される中で、そのような傾向がどのように変化し、あるいは維持されて行くか、といったことも今後の焦点でしょう。
3月下旬に、ソニーのバイオtypeTを入手し、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050327 - 1111852705

以後、現在までの約2年余りの間、主としてそのノートパソコンで、時には海外でもブログを更新し続けてきたことに感慨を覚えます。
5月の初めに、警視庁のある警察署へ行った際に、捜査関係者と間違えられた、ということがありましたが、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050503 - 1115122733

懐かしいですね。
2005年4月から6月まで、稲森いずみ主演のドラマ「曲がり角の彼女」が放映され、ドラマはほとんど観ない私が、珍しくはまって観ていて、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050629 - 1119973316

当時のことが懐かしく思い出されました。
今年の9月には、私がリーガル・アドバイザーを務めた映画「HERO」が公開されますが、今から楽しみです。