検視で殺人見逃し、10年で13件…体制の不備判明

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070521-00000001-yom-soci

変死体が見つかり、警察が検視でいったん病死などと判断したものの、遺体の火葬後に他殺と判明したケースが、過去10年間に全国で少なくとも13件あったことが読売新聞の調査で分かった。
一方、検視で事件性なしと判断された変死体についても、行政解剖で死因を調べる監察医制度の充実した東京、大阪、神戸では、検視ミスによる殺人の見過ごしが、この10年で計19件あったことも判明。

先日、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070517#1179387127

でコメントした問題ですが、上記の数字は、あくまで表に出た、後に真相が解明されたものに過ぎず、記事でも指摘されていますが、埋もれた「事件」はかなりのものになると思います。、
実施すれば相応のお金がかかる話であり、また、票に結びつくようなことでもないので、行政、政治家の腰には重いものがあると思いますが、徐々にではあっても、検死官制度の整備の方向を目指してほしいものです。