YS11まだ現役、フィリピン国内線で5機

http://www.asahi.com/international/update/0511/TKY200705100324.html

スピリッツ社のアントニオ・ブエンディア社長は「安いだけでなく、事故が少なく安全だ」と高く評価する。ただ、悩みは故障しても部品がないこと。部品取り換え用のYSが数機、マニラ空港の格納庫前などに無残な姿をさらしていた。「飛べるのはあと5年程度」と、社長は残念そうに話す。

「無惨な姿」をさらしても、部品提供という重要な役割を果たし、徹底的に活用されるYS11は、飛行機として正に本望の生涯、と言えるでしょう。フィリピンで見かけた方は、飛んでいるものも部品用のものも、世のため人のために尽くした名機であったことを思い起こしていただきたいと思います。