不透明取引で本格捜査へ 奈良の公園用地で大阪地検

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/19677.html

土地開発公社は同年12月、生駒市田原町の約4万平方メートルの山林を所有者の女性から約1億3500万円で買い取った。
女性は、これに先立ち同年5−6月、この土地を大手鉄道会社や奈良市の建設会社から計約3800万円で取得。元市幹部は公社に土地購入を指示、不透明な取引を容認したとされる。

背任で終わる事件で、大阪地検特捜部がここまで大きく動くとは思えないので、差額の約1億円が原資になった贈収賄事件が狙いなのでしょう。背任が入口、贈収賄が出口、ということではないかと推測されます。
前市長は、数期にわたり市長を務めたということであり、特捜部に、事件としてものになりそうな複数の情報が寄せられていて、一気にやってしまうつもりでいるのかもしれません。
東京の特捜部はあまりやらないタイプの事件ですが、大阪の特捜部は、時々、この手の事件をやっていますね。