ストーカー認知、愛知が最多1097件 警察庁まとめ

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070308/eve_____sya_____005.shtml

見出しを見て、一瞬、愛知県にはストーカーが多いのかと思いましたが、どうも、そうではないようで、

県警は2000年10月、24時間応対する「ストーカー110番」を設置した。昼間は専門の相談員が、夜間は生活安全部の当直警察官が、被害者から状況を聞き取って対策を助言している。
こうした手厚い態勢を新聞やラジオ、ホームページを使って広報しており、被害者に早めの相談を呼びかけていることが認知件数の増加につながったようだ。件数の中には「110番」を知ってかけてきた愛知県以外からの電話も含まれている。
愛知県警は昨年、ストーカー加害者への警告件数(143件)でも全国でトップだった。警告を無視した5人を逮捕した。
警告件数に比べて逮捕者が少ないのも具体的な助言でストーカー行為が収まった結果だといい「被害者が携帯電話の番号を変えたり、加害者に『警察に相談している』と言うだけでも大きな効果がある」と話している。

とあるように、愛知県警が、この種事案に対し、他に先駆けて積極的に対応している結果のようですね。24時間対応、というところに、積極性を感じます。他の都道府県警察の参考になるかもしれません。
ストーカー事案は、重大殺傷事案へと発展する危険性を秘めている場合が少なくなく、ストーカー事案に適切に対処することは、重大殺傷事案の抑止にもつながると言えるでしょう。