映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」

http://www.go-bubble.com/index.html

見逃すべきではない、といった映画ではありませんが、かなり楽しめる内容でした。特に、バブル期を知っている人(私もそうですが)にとっては、ただ笑えるだけでなく、その後の悲惨なバブル崩壊も脳裏に浮かび、バブルとは何だったのか、ということを改めて考えさせる内容になっていたと思います。
この映画で取り上げられている時期は、平成2年(1990年)3月ですが、当時、私は新任検事で、今はもうありませんが、当時はまだあった(平成2年3月末で廃止)、東京地検第2庁舎(北区にあり、通称「2庁」)で仕事をしていました。私は刑事部でしたが、2庁には交通部もありました。地方の検察庁のような雰囲気で、なくなってしまった今となっては、当時のことが思い出されます。その近くで飲み会をやったりして、バブルとは無縁でしたが、それなりに楽しく過ごしていた記憶があります。
映画の中で、現在から当時へタイムスリップした広末涼子が、いろいろな人に、将来を「予言」するシーンがありましたが、私が当時へタイムスリップすれば、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041207#p5
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041222#1103677560

でコメントした方には、「法務・検察部内では嫌われても、最高裁には入れますよ」と、こっそりささやいてあげたり、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040918#1095489117

でコメントした方には、「検事総長にはなれませんが、その後はそれなりに処遇してもらえるので、プロ野球コミッショナーだけにはならないほうがいいですよ」と教えてあげたりするでしょう。