「自分の学校も」生徒が県教委に告発メール 教師が不正認めず

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000154360.shtml

メールは匿名で、二十七日午前一時二十二分、県教委ホームページに入った。生徒は自分の通う学校名を記した上、「日本史の授業はいつも世界史をしています」と告白。世界史の担当教員に問いただしても、第二次世界大戦など「あくまで日本史の内容には触れている、と主張しています」と書いていた。
日本史の教科書も購入させられたが、世界史しか学習していないと訴えている。

大きな騒ぎになっていますが、コンプライアンス法令遵守)ということが、結局は、割に合い、損がない、ということを如実に示しているという印象を、改めて持っています。
高校の日本史や世界史の教科書は、それほど分厚いものではなく、読めばそれなりにおもしろいもので、何もここまで偽装して、やるべきことをやらずに済ますということまでする必要はないでしょう。
歴史というのは、おもしろく、ためになるものなので、1年くらい留年しても、じっくりと学ぶ価値はありますが、高校で留年というのも困った話であり、今後の対応が難しいですね。ただ、誰かが自殺して何かが解決するものでもなく、早まったことは絶対にしないでほしいものです。