グーグル、「Google Play」で教科書販売やレンタルを8月より開始へ

http://japan.cnet.com/news/service/35035122/

Googleは、今回の発表で第二の攻勢を仕掛ける。同社はまず、教育を重視してGoogle Playストアの調整を行った。教科書に関するこの新たな構想が実施されると、生徒は教科書を6カ月間、最大80%の割引価格でレンタルすることができる。
映画や書籍の場合と同様に、教育用出版物は複数の端末やプラットフォーム間で同期されるため、ユーザーは自分のタブレットスマートフォンの間でやり取りできる。教科書に対する強調表示、ブックマーク、メモも同期される。
Googleによると、大手教科書出版社5社が既にこの構想に参加しており、同サービスの提供開始時にあわせて出版物を用意する予定だという。

これは米国での話ですが、米国に限らず、世界的に、教科書の分野では、今後、電子書籍に膨大な需要があり、莫大な売上、利益を生むことになる可能性が高いでしょう。特に義務教育では、好む好まないに関わらず、一律に教科書が配布され読まれるわけですから、電子書籍が売れた、売れないと言っているレベルとはかけはなれた、ものすごいレベルのものが、毎年、飛ぶように売れる、ということになります。電子書籍が普及すれば、重たい紙の本を持ち運ぶ負担もなくなり、上記の記事でも紹介されているような、複数の端末で使えるなどの利便性もフルに使えて、従来の学習の在り方も、より合理的な方向へと大きく影響を受けることにもなるでしょう。
新学期になると、真新しい、そのような紙独特の香りにやる気を出していたのが、昔話になる日も近づいている、ということでしょうか。