あれから1年…楽天迷走中、株価は連日の安値更新

http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_10/g2006101318.html

楽天にとってライブドア村上ファンド証券取引法違反事件は大きな打撃になった。「ネット企業に対する不信感や成長鈍化への懸念」(楽天幹部)によって、楽天の株価は経営統合を迫った昨年10月13日の8万6600円から3万8300円に急落。株価に発行済み株式数をかけ合わせた時価総額はこの間に、約1兆円から約4982億円に減っている。
一方、TBSの時価総額は約7087億円から約5048億円に。いつの間にかTBSが楽天を上回ってしまい、楽天の提案は小が大を飲む統合に変わってしまった。
ある外資系証券会社のアナリストは、TBSに統合を迫った三木谷社長の手法を「性急すぎた」と批判、「(含み損を)損切りしてでも手を引くべきだ」と指摘する。

進むにしても退くにしても、道は険しく、楽天としてもどういった選択をすべきか、考えあぐねている、という面があるのかもしれません。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20051014#1129244050
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050211#1108088544

でもコメントしたように、日本では、嫌がる相手に強引に迫るような買収、業務提携といったことは、国民性等もあって、うまく行かないリスクが非常に高い、ということが言えるのではないかと思います。