立ち入り検査、公安調査庁「松本死刑囚崇拝を再確認」

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060916it13.htm

両派の施設で、松本死刑囚の書いた著書や教典、マントラと呼ばれる呪文を録音したCDなどが見つかり、「二つの派に大きな違いは見られなかった」(同庁幹部)という。

オウム真理教の教義は、原始仏教の流れをくんでいて、絶対的な存在である教祖に対し、弟子が「無限の帰依」を誓い、その中で解脱を目指す、という構造になっていたはずです。平成7年当時は、捜査の関係で、いろいろと資料を読んでいて、その時の記憶はかなり曖昧になっていますが、上記の点は印象として強く残っています。
教祖が刑事事件を起こし死刑判決を受けても、無限の帰依は簡単にはやめられない、というのが多くの信者の実態でしょう。