ナゾ雑誌「ムー」、知られざる書き手集団の素顔とネタの集め方 編集部に潜入した

ナゾ雑誌「ムー」、知られざる書き手集団の素顔とネタの集め方 編集部に潜入した(NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース

UFO(未確認飛行物体)をはじめ、様々な超常現象や怪奇伝説など、謎と不思議を掘り下げる専門誌が「月刊ムー」(ワン・パブリッシング)だ。創刊から42年を数える今もぶれずに、多くのファン読者「ムー民」を引き寄せ続けている。しかし、その歴史や実態は意外に知られていない。

私は、昔からこういうジャンルの読み物が好きで、ムーも、若い頃にはたまに買って読んでいたものでした。最近はナショナルジオグラフィック日本版を購読しています。

1995年から1996年にかけて、東京地検にいて、多数のオウム真理教の信者の取調べを行った際、彼ら彼女らにはムーの愛読者が多かった記憶があります。教祖も、空中浮揚とか神秘体験とかを売り物にしていて、元々、ムーが描き出すような世界に興味関心を持つ人々がオウム真理教にも惹かれた面はあるでしょう。

私も、そういうものは嫌いではないほうだったので、取調べの合間に、ムーで取り上げられているような話題で盛り上がったこともありました。

類書のない、ユニークな雑誌ですから、これからも末長く頑張ってほしいと思います。