「キング牧師のコレッタ夫人亡くなる」

http://imak.exblog.jp/3130419/

指宿教授の体験談が興味深いですね。

「私には夢がある」(ワシントン大行進の際のスピーチ)を引き合いにだし、「もし、こんにち、彼がこの場に生きていたら、肌の色の違いや、宗教の違いだけではなく、セクシャリティの違いも乗り越えて、共に自由を手にしようと言ったことでしょう」と結んだのである。
満場が再度総立ちになり、割れんばかりの拍手と歓声が飛び交い、ひとびとの興奮した声やフラッシュ・ライトがその場を覆い尽くした。
翌朝のトリビューン紙には、公民権運動とゲイ・ライト運動が手を結んだという記事が掲載されていた。

これを読んで感じたのは、「自由」というものの本質に関する、1つの透徹した見方だな、ということでした。
キング牧師夫人から、あの有名な演説も交えて、上記のように言われたゲイの人々が、大きく勇気づけられたことは容易に想像できますし、その場の雰囲気が伝わってくるように思いました。
スピーチの教科書があったら掲載してもらいたいような内容でもあります。
ご冥福をお祈りしたいと思います。天国でキング牧師と再会されていることでしょう。