http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060131/mng_____tokuho__000.shtml
人や組織は、不得意分野で失敗するよりも、得意分野で失敗する場合が多いと私は感じています。不得意分野は、そのことを自覚し、失敗しないように慎重に準備、行動するようにするものですが、得意分野は、そういった慎重さが欠如し、調子に乗ってやりすぎたりして、結果として失敗につながりやすいと言えるでしょう。古今東西の失敗例を見ていると、そういう実例が多いものです。
東横インの場合も、成功の秘訣は、徹底した合理化、効率化にあったものと思われますが、合理化、効率化できない部分（法令遵守）まで対象にしてしまったことで、今回の大失態につながったと言えるでしょう。
