盛岡市先人記念館

http://travel.nifty.com/cs/catalog/travel_595/catalog_3000329_1.htm

盛岡出張の際、少し時間があったので、見学に行ってきました。建物の周囲に、結構、雪が積もっていて、見学者は少なく、静かな環境の中で、じっくりと見学できました。
特に印象に残ったのは、「最後の海軍大臣」である米内光政でした。
米内光政と言えば、阿川弘之氏の作品でも知られていますが、館内のビデオを見ると、恰幅が良かった人が、終戦までの5年ほどの間に、頬がこけ、げっそりとやつれてしまっており、阿川氏の作品に書かれている通り、戦争終結へ向けての心労等により精根尽きたことが改めてよくわかりました。
この人は、「救国」のために、我が身を捨てたんだな、と思いました。
最近、昭和史の本をいろいろと読んでいるので、特に印象が強かったのかもしれません。
米内光政の写真を見ながら、自分では到底到達できない人間としての重み、この人であればどこまでもついて行きたいと思わせる卓越したリーダーシップを強く感じました。