「法律家のためのキャリア論 変わりはじめた弁護士・役人・学者の世界」

法律家のためのキャリア論 変わりはじめた弁護士・役人・学者の世界

以前に、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041012#1097593049

で紹介した

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121017218/hibikoreko08b-22/503-1046632-6869513

の著者(一橋大学大学院の村上政博教授)によるものです。
題名通りの内容で、今後、法律家がいかにキャリア形成して行くか、行くべきか、について、法律家や行政官等の世界の流れを予想しつつ、論じられています。特に、若手法曹の方々や法科大学院・法学部の学生の方々には、参考になる内容であると思います。中堅以上の法曹等の方々にとっても、自らの進路選択を振り返ってみる上で参考になるでしょう(私のように、今さら、そんなこと言われても、と思う方も少なくないかもしれません)。
読んでみて感じるのは、単に資格を取りました、だけでは駄目で、専門性を高める努力が常に必要であるということですね。