裁判所長の罷免要求 減点された判事

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051129/eve_____sya_____003.shtml

関係者によると、浅生所長は昨年十一月、井上判事の判決の短さを指摘し、改善を勧告。さらに今年七月、「勧告に従わないので、人事上減点評価とし、来年の判事再任は無理だ」と伝えた。

判決が短くて良くない、というのであれば、例えば保釈却下決定などは、弁護人が一生懸命理由を書いても、刑事訴訟法89条4号に該当するとか、裁量による保釈も相当でない、といった程度のことしか書いておらず、あまりにも短すぎて、許されないと思いますけどね。
弁護人が、被疑者について会って説明したいと、礼を尽くして懇請しているのに、会おうとしない検事も、検察官適格審査会で審査してもらいましょうか?

「逃げ回る検事」
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041128#1101647148

役人の人事評価のいい加減さを知っている身としては、馬鹿げたコップの中の争いにしか見えません。