「3人殺害」状況詳細 元組幹部弁護人「架空と思えぬ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051018-00000204-yom-soci

00年8月に笠間市内で男性の変死体が見つかった事件については「計画的な保険金殺人」だったと指摘。男性にアルコール度数の高い酒を無理やり飲ませ、殺害したとしている。県警は当時、病死として処理していた。

自白が真実であるとすれば、警察による病死処理で、「完全犯罪」になるところでしたね。
たまたま、こういった形で明るみに出ることもありますが、それはごく一部であり、数多くの事件が、事件扱いされずに闇から闇へと葬られている可能性が高いと思います。
警察としては、「他殺」認定をしてしまえば、当然、事件として捜査することになり、そういった事態を避けたいという意識がどうしても働いて、微妙な事件では「事件ではない」という方向へ転んでしまいやすい、という指摘を、以前、法医学者の著書で読んだ記憶があります。私も、そういう傾向は残念ながらあると思っています。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20051010#1128910950

で言及したように、監察医、監察医務院の充実が急務でしょう。