子どものネット利用を制限する親が増加、米調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050319-00000094-myc-sci

今回の調査結果では、12〜17歳の子どもがいる家庭において、フィルタリングやモニタリングソフトなどを導入している家庭が約1,200万に上ることが明らかにされた。前回の2000年末の調査では、その数は700万にとどまっていたという。親がインターネットユーザーである場合、フィルタリング/モニタリングソフトの導入率が高くなるものの、子どもの年齢が上がってくると、親が子どもに課す制限が減る傾向にあるようだ。家庭でインターネットが利用できると答えた子どものうち、自分の部屋にあるPCからインターネットへ自由にアクセスできるのは3割に満たないことや、利用時間に関する規則が家庭で設けられている子どもが6割以上に達するなどの結果も紹介された。

この傾向は、正しい方向ではないかと思います。情報(いわゆる有害情報)のほうを、法的な面も含めて制約するのは、インターネット上でこれだけ多種多様な情報が流れる中で、相当困難(ほとんど不可能)でしょう。
家庭内でのこういった取り組みを積極的に進める、単にやりなさいとかけ声をかけるだけで終わらずに、社会全体がそういった取り組みを支援し、国や地方公共団体も積極的に支援する、家庭以外で、子供が有害情報に接する機会を作らないような環境作りを進める、といった方策が求められるのではないかと思います。